「戦争と女性の人権博物館」日本後援会

連続学習会2009

「被害国で『慰安婦』問題を伝えることの意義と難しさ」をテーマに、3回にわたって学習会を開催します。

第1回:韓国で体験した「慰安婦」問題解決運動~性暴力被害、ナショナリズム、「和解」~

講師:金富子さん(東京外国語大学教員)
日時:2009年9月19日(土)14:00~16:00
会場:東京ウィメンズプラザ 地図(外部サイト)

 2005年から2008年、過去清算という画期的な政策を打ち出した盧武絃政権が新自由主義に飲み込まれるなかで、「経済大統領」をうたった李明博政権にとって代わられ、ニューライトが台頭していく時期に韓国に滞在した金富子さん。
 韓国挺対協の「戦争と女性の人権センター」活動に関わるなかで体験した、性暴力被害と被害国・加害国のナショナリズムとの関係、そして国民基金の再評価をめぐっての韓国挺対協に対するさまざまな批判・非難をどう考えるのか、また「和解」とは何か、をめぐっても、いっしょに考えていきたいと思います。

第2回:東ティモール―ふたつの占領が残したもの

講師:古沢希代子さん(東京女子大学教員/東ティモール全国協議会)
日時:2009年10月17日(土)14:00~
会場:文京区民センター3C会議室

 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)が2006年12月~2007年5月におこなった「東ティモール・戦争を生き抜いた女性たち―日本軍とインドネシア軍支配の下で」展。古沢さんの団体は現地での聞き取りや文献調査をおこない、パネルの現地語(ティトン語)翻訳、日本全国での募金活動を経て、2008年2月に現地でのパネル展を実現させました。今年2月には第2回目の展示が国立東ティモール大学でおこなわれました。
 2000年の女性国際戦犯法廷で初めて被害者自身がその体験を公にした東ティモール。1975-1999年のインドネシアによる軍事占領の影響で被害調査の開始は他地域に比べて大幅に遅れました。今回は1984年から東ティモールの人権問題に取り組んできた古沢さんに東ティモールでのパネル展示までの経緯や困難、展示の様子や反応についてお話いただきます。

第3回:武郷展―中国で日本軍性暴力問題を展示する意義

講師:石田米子さん(岡山大学名誉教授/武郷展実行委員会共同代表)
日時:2009年12月5日(土)14:00~
会場:明治大学リバティタワー1087教室

 中国の人々に中国とアジア全域で被害を受けた女性たちの尊厳回復のための闘いを知らせることで、「今も苦しんでいる被害女性たちとその家族が少しでも生きやすい環境をつくる」ことを願って企画された「日本軍性暴力パネル展」(武郷展)。
 約2年に亘る模索と準備の末、今年5月5日に山西省武郷県の八路軍記念館で開催の運びとなりましたが、開幕直前の4月17日、突然「暫定延期」の知らせが中国側開催責任者から舞い込みました。開催が阻まれた理由は不透明ですが、国慶節諸行事(建国60周年)後の11月開催に向けてねばり強い努力が続いています。武郷展開催のため奔走してきた石田米子さんに、その間の経緯と現状についてお話ししていただきます。

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